電動車いすの事故
足腰などの身体能力が低下した高齢者が主に使用する乗り物として、シニアカー、電動カートとも呼ばれる。
最高時速6km以下で走れる電動車いすは道交法上は、歩行者としてみなされている。
警察庁の調べでは、2012年~2016年の5年間で、電動車いすが関係した事故件数は922件で、死者数は34人、負傷者数は883人であったようです。
道交法では歩行者として扱われるため、単独事故や電動車いす同士の事故、歩行者と衝突しての事故は含まれないため実際の事故件数はもっと多いと推測される。
道路横断中の事故が半数を占め、特に死亡者の6割以上が道路横断中の事故だったようです。