酒気残りとは
酒を飲みすぎた翌日の頭痛や胃のむかつきなどの不快症状、いわゆる二日酔いですが、多くの人は経験があります。
酒気残りは酔いの自覚が薄いにも関わらず、体内に酒が残っている状態を指すようです。日本アルコール関連問題学会では、飲酒運転を予防するために、1時間に分解できるアルコール量は4gと規定しているようです。酒量が増えると消失時間も長くなる。二日酔いの不快症状がなくても酒気が残っている可能性は高いということです。
5時間で分解できる酒量の目安は、ビール500ml(アルコール度5%)、日本酒1合180ml(アルコール度12%)、焼酎コップ半分100ml(アルコール度25%)
飲酒運転による交通事故件数の推移(警察庁)では、飲酒状況別交通事故件数の約21%が酒気残り(基準値以下、検知不能)であったということです。