視力と加齢

静止視力と動体視力

静止視力とは、止まっているものを止まった状態で見る視力である。動体視力とは、動きながらや、動いているものを見る場合の視力です。

車を運転するときは動体視力が重要であり、一般的には動体視力は静止視力よりも低下します。

動いている場合は、視線を注ぐ時間が短くなり注意力が分散して見落としや見間違いが生じやすくなります。また、スピードが速くなればなるほど、この傾向は大きくなりますし、運転による肉体的、精神的疲労も影響します。

特に、加齢による視力低下は、動体視力の低下は、静止視力より低下の度合いが高いと言われています。

そして、50歳以降は、動体視力の低下が急激に低下しますので注意が必要です。特に70歳以上では、動体視力が、0.1くらいまで低下するようです。

(わかる身につく交通教本より))